こんにちは!コーディネーターをしております林田です。
最近はテレビや雑誌、SNSでも「断熱等級」や「ZEH」と言った言葉をよく目にしますよね。
「言葉は知ってるけど、実際のところ何なの?」
「色々あるのは知ってるけど、、、ややこしくてよく分かんない」
という方もいらっしゃるのではないかな??と言うわけで
ミスチルと恐竜とちいかわが大好きな弊社設計士、齊藤さんの力もお借りして
断熱等級のアレコレを深堀り!?して参ります!
※齊藤さん気になるー!って方はぜひ「スタッフ紹介」もご覧ください 笑
質問者:林田(以下 林)
ZEH(ゼロエネルギー住宅)やら断熱等級が追加されたりやら…なんだかよく分からないのですが…。
回答者:齊藤(以下 齊)
ZEHレベルの断熱性能を等級「5」、HEAT20レベルが等級「6」「7」として新たに追加されました。
ちなみに…2025年には等級4以上の断熱性能の義務化が予定されています!
脱!断熱後進国 そもそも断熱等級とは…?
齊:断熱等級とは、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)に規定された、省エネ性能を表す等級のことで、国交省によって制定されました。
断熱に限らず、あらゆる性能を含めた「省エネ性能」を表しているので、「断熱等性能等級」とも呼ばれているんですよ。
これまでの断熱等性能等級は「4」が最高でしたが、「5・6・7」等級が追加されました。
住宅の省エネ政策は、これまでに何度も更新されてきましたが、等級追加はなんと…23年振りだそうですよ!
林:なるほど…断熱基準に関しては、前々から国や民間が定めた基準があって今回の等級追加でさらに複雑化した感じがしますが…。
齊:そうなると思いまして!断熱グレードを一覧にした図を用意しました!
齊:せっかくなので省エネ政策が変更された年も付け加えてみました 笑
HEAT20とは、住宅や建材生産者有志により発足された団体で「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」のことです。
長いので覚えなくて良いですよ 笑
HEAT20も断熱性能に関する基準を独自に制定していましたが、今回の法改正で公的な断熱等級として法制化されました。
2025年には等級4への適合が義務化!?
林:等級が増えた理由はそういうことだった訳ですね…。
基準が一本化されたのは分かりやすくて良いですね!
ちょっと気になったことが…最初の方に等級4以上の義務化という話がありましたが??
齊:そうなんです。
元々日本は断熱性能を義務化する様な法律が存在せず、他の先進国に比べて住宅の断熱性能については遅れていました。
そんな中、脱炭素を推進していく為に家庭…特に住宅における省エネルギー対策の抜本的強化が必要不可欠!となり今回の義務化に至りました。
ですので新築住宅に関しては、等級5が新設されるまでは最高水準だった等級4が、2025年4月以降は最低水準になってしまいます。
その為、断熱等級3は注意が必要です。
等級4が義務化されると、断熱等級3までしか対応していない建物は《既存不適格建築物》になる可能性が極めて高いです!
住宅を購入される際には注意してくださいね!
結局の所、どのレベルを目指ばいいの??
林:色々お話を伺ってきましたが、どの等級の断熱性能を備えていれば良いのでしょうか?
齊:断熱性能を上げれば光熱費を抑える効果もありますし、快適な住まいになります。
が!上を見ればキリがないですし、高すぎる水準はそれだけコストも必要です…。
なので、結論から言いますと「断熱等性能等級5」を目指すと安心では無いかと考えます。
「断熱等級5」を取るとメリット沢山♪
齊:オススメする理由をお話しますね。
まず1点目。
2025年には「等級4が義務化」とお話しましたが、2030年にはZEH断熱水準である等級5を最低基準とする予定があります。
等級5を満たしていれば予定されている基準をクリア出来るので、2030年以降も既存不適格建築物になる可能性が低くなります。
2点目。
住宅ローンや各種補助金など、税制上での金銭的メリットが大きくなるのも等級5以上からという物が多いんですよ。
さらに3点目。
家の断熱性能を上げることで、ヒートショックだけではなく「喘息やアトピーなどを改善する効果がある」とする調査結果も出ているんです。
近畿大学 岩前篤教授 コラム / 「第2回 高断熱が健康を守る」より
ご家族の健康で快適な暮らしのため、ぜひZEH水準の断熱等級5以上の家づくりをご検討ください!
突然の…
林:そうなると質問したいことが出てきますよね?
突然の宣伝臭を漂わせますが(笑)幸保工務店の標準仕様の断熱仕様はいか程で…?
齊:そうなりますよね 笑
弊社では、ZEH水準である「断熱等級5」を標準仕様としております。
もちろん「子どもエコ住まい支援事業」の補助金にも対応しております。
各建物の省エネ計算も自社内で行っているので、外注費用等も発生しません!
なので、難しいことは考えずにお気軽にご相談に来ていただいて大丈夫ですよー。
本日のまとめ
- 断熱性能等級=省エネ性能を表す
- 2024年以降、等級3以下は「既存不適格建築物」となる可能性がある
- ZEH水準の断熱等級5を目安にすると安心!
いかがでしたか?
今回の内容もご参考に楽しい住まいづくりをしてくださいね♪
幸保工務店は「しあわせ」をテーマに本当に自分らしい住まいをカタチにするご提案をしています。
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